グリッドトレードはFXで資産運用を可能とします。古くから確立され、どんな相場にも適用でき、ロジックが通用し続ける・・・個人でも再現しやすい唯一の手法です。

グリッドトレード ドル円での利幅検証(5銭,25銭,50銭)

グリッドトレードにおいて利幅は狭いより広いほうが稼げます。これは比較的知られている事かとは思います。

利幅が広い方が稼げるかはMT4を使って過去相場のバックテストのシミレーションでも分りますが、バックテストとフォワードでズレも生じます。

これまでも数回検証しては利幅が狭いと稼げないという裏付けは取れているのですが、改めてリアル口座を用いて約1年に掛けてフォワードでも検証したのでその情報を公開します。

フォワード検証結果から利幅が狭いよりも広い方が稼げるのかを確認する

読者のみなさんの運用設定のヒントにしていただければと思います。

フォワード検証内容

今回の検証で確認したかったのは、リスクは揃えた上で利幅が狭い設定と広い設定でどちらが稼げるのか・・・というものです。検証条件は以下の通りです。

- 検証条件 -
FX業者:XM
通貨ペア:ドル円
売買方向:BUY
検証期間:2019年3月4日~2020年2月19日(110.4円強到達で検証終了)
注文間隔:5Pips
利益間隔:5Pips,25Pips,50Pipsの3種類※利用ツールは当サイトの千刻 です。

早速ですが、結果を確認していきましょう。以下グラフは獲得Pipsを日別累積にしたものです。

トータル獲得Pipsでは利幅が一番広い50Pipsが獲得Pipsが一番多く、狭い5Pipsが獲得Pipsが低いという結果が得られました。

グラフの傾向として獲得Pipsに差が出ていない前半、差が顕著になる後半に大きく分かれます。この差は相場の動きによって生じています。端的に言えば前半はダウントレンド、後半はアップトレンドです。

 

実際のチャートも見てみます。

獲得Pipsにそこまで差が出ない期間は上記赤枠のダウントレンドです。この期間は利幅50Pipsが一番稼げない設定となりました。下落中は上げが少ないため、どうしても利幅が大きいと決済されないです。今回の25Pips利幅であれば下落中であってもそこまで影響は大きくなかったようです。

逆にアップトレンドでは利幅5Pipsは細かく決済するのですが、利幅の差を埋めるほどの回転数を稼げないといったところでしょうか。利幅5Pipsと25Pipsでは単純計算で5倍回転しないといけないですし、50Pipsでは10倍多く回転しないとイーブンにならないのですが、さすがにそこまでの回転数の差にはならないです。

簡単にまとめると以下です。

利幅5Pips 利幅50Pips
ダウントレンド 決済数多い 決済数少ない
アップトレンド 決済数より多い 決済数多い

 

まとめ

売買方向と相場が逆方向(今回の例ではダウントレンド)の場合、利幅が小さいほうが稼げるが、獲得Pipsの差はそこまで大きく開かなかったです。一時的に少し大きめの反発があるとその差が少し埋まりますし、そもそも決済数の絶対数が少なくそこまで差が大きくなりません。

一方、売買方向と相場が順方向(今回の例ではアップトレンド)の場合、いずれの設定でも決済数は伸びます。しかしながら、利幅が小さいと決済が早すぎる形になり利益を伸ばさず勿体ない形となります。さらに上昇中の押しも浅いために同じ価格帯でのリピートもされません。こうした期間の合算で、結果的には利幅は適度に広いほうが稼げる形に落ち着きます。

今回の検証期間のドル円は歴史的な低ボラティリティでこの結果です。もっとボラティリティが高いとその差はもっと大きなものになります。そのあたりを念頭に利幅設定したいものです。

※なお、1ドル80円時代であれば当然利幅が広いと全然決済されません。肝心なのはボラティリティに合わせた利幅にするということになります。

 

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